【長野県 7月】松本 深志神社『例大祭 天神祭』をご紹介!

深志神社の天神祭

松本深志神社の天神祭り

松本 深志神社の天神祭り『天神様』

開催日時:7月24日~25日

開催場所:長野県松本市深志三丁目七番四十三号

料金: 無料

深志神社は江戸時代から二つの神殿を持つ神社として、地元も人々に祀られてきました。
一つは宮村宮としての八坂神社で、こちらは7月14日に例大祭が『八坂さま』の呼び名で開催されています。

今回ご紹介の『天神様』は天満宮の系列神社としての『深志神社』の例大祭で、宵祭りには地元町会が所有する多数の山車が境内に並び、山車飾りの豪華さと人形のディスプレイが迎えてくれます。

深志神社の天神祭り

二つの神社が一つの拝殿で祀られた構成で、八坂さまの時には『八坂神社』の提灯、天神さまの時には『深志神社』の提灯が、拝殿正面に掲げられます。天神さまは深志神社で一番大きな祭りで、翌日の本祭りには本神輿が市内を練り歩きます。

宵祭りには境内一杯に夜店が並び、地元の老若男女はもとより夏季の旅行シーズンで訪れた観光客や外国からの旅行者の姿も多く見受けられます。

この祭りの見所は先ほど述べた山車です。二階建ての構造で、多くの山車が二階部分に人形のディスプレイが施されています。

翁媼や猩々や角髪を結った武人等の古典に由来したモチーフで作られた人形は、ポーズも表情も手の込んだもので、概ね一世紀ほど前の作となっています。

私は実際に動かしているところに出会えませんでしたが、人形の中には高山のカラクリ人形と同様の構造のものがあり、北アルプスの峠を越えた飛騨とのかかわりの深さにも思い至りました。

江戸から明治にかけての松本の人々の信仰と、財力の豊かさを象徴するように豪華で繊細に彫り上げられた、山車を彩る木彫りの細工も一つ一つを見ていくと物語性があるものや意匠の工夫を凝らしたデザイン性の高いものばかりで、時間のたつのも忘れて見入ってしまいます。

境内の拝殿横には神輿が安置され翌日の本祭りでの出番を待っています。こちらの細工も見ごたえのあるものです。

公式サイト(主催)へ

会場へのアクセス方法

深志神社はJR松本駅で下車し『お城口』から駅前の本通りを8分ほど進み、『深志二丁目』の信号を右折しマサムラ本店を過ぎた所の交差点を東方向の細い小路を7分ほど進むと参道に着きます。

車の場合は、神社隣の『松本市民芸術館』を目指し芸術館東側の有料駐車場を利用するのがよいと思います。

Googleマップで行き方チェック!

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